昔からベンサン(便所サンダル)が好きでいろいろなものを履いてますが、以前だと
「見て見て、あの人便所サンダルなんか履いてる(プークスクス)」
みたいな扱いを受けることはザラでした。
でも、最近はベンサンがファッションアイテムとして認知されてきていて、それは何と言っても奈良のブランド「BENCH」さんのおかげ。
ベンサンの中では割と有名なダンヒルというモデルにタンとタッセルを付けてカジュアルなサンダル「BENSAN-D」に仕上げてくれたのです。
とはいえ、別に私自身はベンサンにファッション性は求めていないので食指が全く動かなかったのですが、このカラーだけは別でした。
BENCHの呼称ではカーキという色になってますが、本来のダンヒルにもカーキ(薄い黄緑色)があるのでわかりやすく言うならオリーブドラブですね。
※そもそもカーキは「土埃色」の事を指す言葉なんで、迷彩柄とかとまざって薄い茶色からオリーブドラブあたりまでをすべてカーキと呼んでしまっている状況からすると、カーキと名付けるのはどうかと常々思っているという。
で、なんで「このカラーだけは別」なのかと言いますと、オリジナルのダンヒルには無いカラーな上におそらく作られることもないだろうということ。
つまり、このカラーのダンヒルを手に入れるには大枚はたいてBENSAN-Dを買うしかないのです。^^;
最近ファッション系のSNSなんか見るとほぼ100%近い確率で「#bensan」のようなタグが付いているとこのBENSAN-Dを履いてる人の写真が出てくるので、ベンサン好きとしては嬉しい反面、ただのトレンドで終わってしまってほしくないと思う今日この頃なのです。